■みんな勘違いしている相続放棄!
よくこんな言葉を聞きます
「親の財産はわしは放棄したんじゃ」
でも手続きしましたか?と聞くと
「もういらんと兄弟には伝えとる!」
この場合は放棄した気分だけで、実際には
放棄できていない事を知っておきましょう。
■正しい相続放棄とは?
正しい放棄の仕方を覚えておきましょう。
例えば父親の遺産を放棄したいとすると
- 実家の家庭裁判所に放棄したい人が訪問
- 自分で相続手続き申請書を記入し提出する
- 家庭裁判所より相続放棄受理通知書が届く
- 以上を父親が亡くなった後3か月以内に行う
3か月の時効が過ぎると、放棄する権利を放棄したことになるので、気を付けましょう!
■今、放棄する人は最多になっている
一番最新の情報は2022年ですが、
その年に亡くなった方(相続)は156万件あって
放棄の手続きをした方は、なんと26万件もありました。
この件数は、3か月以内に正しく手続き出来た方
だけなので、手続きが出来ていないが、放棄した
かった方を含めると、、、恐ろしくなります。
今、子ども達は親の遺産を【やっかいなもの】と
思っているのかもしれません。
★親としてどうしたらいい?
本当に厄介な財産の場合は仕方ありませんが、
そのほとんどは、厄介と勘違いしている子ども
がほとんどなんです。
核家族によって判らなくなっているので、本当に
もったいない事です。
核家族の親は、子どもが勘違いしない為にも
夫婦で遺言書が必要な時代かもしれません。