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112回目のブログ 【いらない土地を国に引き取ってもらう話】

■昨年令和5年4月から始まりました!

その名も【相続土地国庫帰属制度】仰々しい

名前でしょ(笑)

事の発端は核家族によって⻑男が親の

面倒を看なくなったことから始まります

⻑男程、実家から遠くに住むようになり、

県外に家を建てて帰ってこなくなり

⻑男の家の近くに嫁の実家がある(笑)

もう家督相続の考え方は⻑男には

まったく無いようです!!

そのせいで核家族になり、親が亡くなった

後の実家の空き家はほったらかしに

なってしまいました、、、寂しいですね

子どもたちは不動産を負の財産と

思ってることを、私たちが理解して

今後どうするかを考えなければいけません

 

■相続土地国庫帰属制度によって

国は苦肉の策で、いらない土地を国が

引き取る制度を作りました

はや1年が過ぎましたが、現状は

この1年間でこの制度を利用できたのは

たったの600件、全国ですよ(笑)

国の政策としては間違ってないですが、

その条件がまだまだ厳しすぎるので

ほとんどの方が使うのをためらって

しまいます。その条件とは?

  1. 境界が明確である事
    山や調整区域の農地が厳しい
  2.  建物は解体して渡す事
    実家が厳しくなる
  3. 10年分の管理費を支払う事

実家の空き家を国に引き取ってもらおう

とすると境界立会い、実家の解体、

管理費で少なくても 250 万円位のお金が

必要になります。

私ならためらいますね(笑)

 

■あと5年待ちましょう♪

初めから問題の無い制度はありません、

あと5年位我慢する事をお勧めします。

このまま利用頻度が少ないと、必ず

修正が入ってもう少し使いやすい制度に

なります。その時に不動産をどうするか

考えましょうね♪

手放すのは簡単

でも再度手に入れるのは難しいですよ!