■昨年令和5年4月から始まりました!
その名も【相続土地国庫帰属制度】仰々しい
名前でしょ(笑)
事の発端は核家族によって⻑男が親の
面倒を看なくなったことから始まります
⻑男程、実家から遠くに住むようになり、
県外に家を建てて帰ってこなくなり
⻑男の家の近くに嫁の実家がある(笑)
もう家督相続の考え方は⻑男には
まったく無いようです!!
そのせいで核家族になり、親が亡くなった
後の実家の空き家はほったらかしに
なってしまいました、、、寂しいですね
子どもたちは不動産を負の財産と
思ってることを、私たちが理解して
今後どうするかを考えなければいけません
■相続土地国庫帰属制度によって
国は苦肉の策で、いらない土地を国が
引き取る制度を作りました
はや1年が過ぎましたが、現状は
この1年間でこの制度を利用できたのは
たったの600件、全国ですよ(笑)
国の政策としては間違ってないですが、
その条件がまだまだ厳しすぎるので
ほとんどの方が使うのをためらって
しまいます。その条件とは?
-
境界が明確である事
山や調整区域の農地が厳しい - 建物は解体して渡す事
実家が厳しくなる - 10年分の管理費を支払う事
実家の空き家を国に引き取ってもらおう
とすると境界立会い、実家の解体、
管理費で少なくても 250 万円位のお金が
必要になります。
私ならためらいますね(笑)
■あと5年待ちましょう♪
初めから問題の無い制度はありません、
あと5年位我慢する事をお勧めします。
このまま利用頻度が少ないと、必ず
修正が入ってもう少し使いやすい制度に
なります。その時に不動産をどうするか
考えましょうね♪
手放すのは簡単
でも再度手に入れるのは難しいですよ!