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116回目のブログ 【正しい遺言書の話2】

■子どもがいない夫婦は絶対?

今回は絶対に遺言書が必要な場合に

ついて説明します。

もっとも多いのは子どもがいない夫婦

の方です。遺言書が無いと残される妻が大変な事になります

子どもがいない場合、夫の遺産を

妻が全て相続できると勘違いしている

方が多く、夫の凍結した通帳が何年

経っても解約できない方が多くいます

子どもがいない場合の夫の相続人は

妻と夫の兄弟全員なんですよ!!

兄弟全員の署名押印(実印)と印鑑証明書

を貰わないと、凍結した夫の通帳を

下ろすことが出来ないことを知りましょう

元気なうちに夫婦で遺言書が必ず

必要になります

 

■子どもが海外で生活している方も絶対!

最近は子どもが海外で生活している事が

珍しくない時代になりました(笑)

海外は印鑑証明が無いので、大使館での

煩わしい手続きが待っています。

夫の相続手続きが⻑引くことで困るのは

妻だけです。子ども達は暢気なものなので

妻から夫に遺言のお願いをしましょうね♪

 

■身内に障がい者や認知症の方がいると絶対

障がい者の子どもがいる親は、「子どもより

先に死ねない」と言いますが、こればかりは

どうしようもありません。

遺言書を書いていない場合は【遺産分割協議書】

という書類を作成し、相続人全員の署名押印が

必要になります。しかし、この書類の条件は

署名押印する相続人は意思能力がある事!!

障がい者や認知症の方がいると書面を作成

できず、何年たってもお金を下ろせなくなります

あなたの家は大丈夫ですか??