■みなし贈与って?
最近特にお父ちゃんお⺟ちゃ
んから子どもや孫にお金を
あげてる話をよく聞きます。
これは、【普通の贈与】で、
皆さんも贈与してるって
自覚があると思います。
それに対して【みなし贈与】
とは、自分では贈与した
つもりがないのに、税務署
は贈与とみなす行為の事
なんです、怖いですね〜
■どんな行為がみなしに?
最も多いのは保険!!
例を挙げると
息子は社会人になっても
保険に関心が無く、お⺟
ちゃんはやきもきして
保険会社の方に相談した所
「お⺟さん窓口でも入れま
すよ」っと言われ、息子の
保険を加入する事になり、
「保険料の引き落とし通帳
を教えて下さい」と保険の
方が、そして「お⺟さんの
通帳でもいいですよ〜!」
と言われたので、そのまま
お⺟ちゃんの通帳から息子
の保険の保険料を引き落と
す事になるケース!!
これでみなし贈与完成です
■注意する事は何?
他によくあるみなし贈与は、
・子どもの固定資産税を
親の通帳から引落し
・働いていない子どもの
年金保険料を親の通帳
から引き落としている
・親が貸している駐車場の
駐車代を子どもの通帳に
入れている
等々です、心当たりありま
せんか?
■子どもに迷惑がかかります
みなし贈与の怖い所は、
みなし贈与を贈与と思って
いなくて、毎年110万円を
子どもにあげている親が以外
にいるという事です。
1年間に110万円以上の
贈与を受けると翌年の春に
贈与税の申告が必要です。
でも、みなし贈与の場合は
110万円を超している事
に気が付かず、
【悪意無き脱税者】となって
しまいます。
しかも税務署の調査は親が
亡くなった後に調査される
事が多いので、子どもは
大変になります。
気を付けましょうね♪